現実・嫉妬・驚き・羨望

画像を合成しました

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出張続きの終盤に東北に行きました。
山越えをして着いた取材先の道には、万里の長城のように、ダンプカーが道を埋め尽くしていました。
取材先の方に聞くと、除染のためのダンプカーだと言う事でした。
そういうことを聞いたことはありましたが、あまりの規模に現実にただただ驚きでした。
またまた、山越えをして着いた次の取材先で、取材が終わった後にご馳走になった「成駒のソースカツ丼」。
これも驚きでしたね。
肉の厚さ、量、美味しさ、すべて今までに食べたことのないものでした。
最後にたどり着いた、大学のスタジオ。二日目の仕事が終わった後に先生が見せてくれた、江戸時代の終わりか明治初期の頃のガラス乾板。
8×10でしょうか?感覚的にはA4サイズのネガと言う感じですから、圧倒的な迫力です。
そのままでも、どんな写真かは分かりますが、ルーペで見ると乳剤がひび割れたり、端っこにカビが生えてしていて、それはそれで味わいがあります。
特に印象に残ったのは、「富士川の河口」題された乾板。手前から葦に覆われた細い水路が富士山に向って延びていて、人工物は何も見えません。細い水路には伝馬船が一艘、舳先には和服の女性、頬かむりをして裾をからげた船頭でしょうか、男性が棹をさしています。
もう、本当に絵の世界ですよ。
乾板を見ながら話は弾み、ちょうどその写真の頃に日本を旅行したであろう、イザベラ・バードの旅行記の話も出て盛り上がりました。
最後に先生が自分で撮影した東欧の写真を見せてくれました。
それがまた、素晴らしい。今まで見たこともないような写真です。

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